かげきしょうじょ!! 初回雑感〜ちゃんと面白く作られていて好感度高い

かげきしょうじょ!
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かげきしょうじょ!! 見ましたか?

のだめ・ちはやふる枠とでもいいましょうか、ド定番のスポ根群像青春コンテンツです。

©斉木久美子・白泉社/「かげきしょうじょ!!」製作委員会

で、本作ですが、しっかりとした作りで丁寧にスタートしていて非常に好感がもてました。

その上で、良質な少女漫画と良質な少年漫画というのは、ずいぶんとその内容の幼稚さ&大人具合に差が出るものだなあ、と思うのでした。

学生時代を振り返っても思うんですが、やっぱり少年漫画というのは、かなり幼稚ですよね。内容は、スケベかバトルかアホかのいずれかという。社会性のかけらもなく、小むづかしいことはバトル内における駆け引きに絡む屁理屈以外は、ほぼ存在しない。

しかし、少女漫画というのは、女性の身体的成熟が男性よりもちょっと早いということもあって、大人びていますよね。中学くらいに少女漫画を読んでみた私は、その内容の「大人」具合に、同世代の女子というのはこんなことを考えているのかと、驚いた記憶があります。

少女漫画には、葛藤がありドラマがあり、社会があり人間関係がある。少年漫画というのは主観的であり、少女漫画は客観的だとも思います。

つまりは、かげきしょうじょは、数多のスケベかバトルかアホなアニメ作品の中にあって、劇中主人公のようにいい感じで「頭一つ出た品質」の作品です。大人向け、とは言い切りませんが、少なくとも幼稚じゃない。突き出た感じが好ましい。

キャラクターの描き方が丁寧だし、ドラマや伏線の仕込みもしっかりしているし、キャラも魅力的でのびのびしている。何よりも長身主人公ののだめちはやに通じる天然大物感がいい。女子キャラというと「ワク」にはめ込まれて、窮屈になりがちですが、やっぱり主人公ならこれくらい天真爛漫じゃないとね。

©斉木久美子・白泉社/「かげきしょうじょ!!」製作委員会

とまあ、今の段階では良いことはいろいろと言えますが──2012年の春アニメが、(オッドタクシー以外)どれもあまりピンとこなかった人には、とってもオススメできそうな作品だと思うのです。

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