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弱キャラ友崎くん:中間雑感〜キャラの行動の動機がちゃんと描かれていて好感度高い

弱キャラ友崎くん

弱キャラたる友崎くんが、数話前の中村修二との勝負を経て、クラス内での評価が変わってきました。が、賛否ありいまいち伸び悩んでいる──と勝手に私が思っている同作品について、雑感。

普通のラブコメになってきた

弱キャラ友崎くんこと友崎 文也は、初期の共感性羞恥期間はどうやら抜けたようです。

©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

オドオドしながらも普通にクラスに溶け込み始め、親しげに話せる人たちも増えてきました。というか、普通のラブコメになってきましたねこれ。

で、以前指摘していたとおり、日南 葵から伝えられるリア充メソッドは、ちょっと少なくなってきて、逆に、主人公の友崎くんの試行錯誤が目立つようになっています。

前は、言われるままだったんですが、そこに、自分自身の価値観に基づいた、自分の判断が入り込んできて、ちょっと好感度高いです。

初期において日南からの「リア充」の押し付けというのは、やっぱりちょっと抵抗感があったんですよね。それを、この主人公は自分で補正してきた。

おそらく、日南が目指すリア充像とは別の方向に向かおうとしているように見える。そして、相変わらず好感度が高い主人公です。スタートがクズでだいぶ後の方までクズだった比企谷八幡とは大違いです。だからこそ、キャラがちょっと弱いところはありますけどね。

よく考えて作られている動機

この作品を見ていて面白いな〜、と思うのは、それぞれのキャラクターの行動動機ですよね。それが本当にしっかりと作り込まれている。

そもそも、友崎くんがリア充を目指す理由だって、かなり丁寧に設定されています。彼に付与された設定や条件は以下の通りです。

「ゲーム好きで努力好き」「ゲームライバル日南がリア充かつゲームでは格下」「リア充は嫌いだが努力は嫌いではない」「人生は良ゲーという理解を経てゲームの延長でチャレンジする」。

これが、単なる美少女からのおんぶにだっこの改造計画だったら、ちょっと面白くないですよね。うまいなー、と思うのは、友崎くんは、日南から情報を得た結果。リア充を目指すというプロセスにちゃんと納得感が出ていた。始めは抵抗感があったが、それに対して、自分で理由をちゃんとつけられていた。

他のキャラもそうです。七海 みなみは日南を超えたいと考え、泉 優鈴中村 修二への想いからアタファミにチャレンジをする。そもそも、中村は、なにげにアタファミにハマっている。そのうえで負けん気の強さから友崎と絡んでいる。

©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

そういう、キャラクターの動機がとっても丁寧に作られた作品だと思います。

しばらくは周辺キャラ攻略か

さて、しばらくは周辺キャラ攻略ですね。原作未読なので、展開はなんともですが、定石どおりであれば、とりあえず主要なキャラとコミュニケーションとりつつ、友崎くんは青春を謳歌してゆくのだろうと思われます。

気になるのは日南ですよね。

©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

この作品のメインヒロインは、俺ガイルと違って、友崎くんへの好意がずっとぼやかされているらしいんですよね。そして、彼女がああなった理由というのは、一つあると思うんですけど、こちらも定石でいえば、最終的なパートナーは日南であろうと予想されます。

そこにたどり着くまでの話はおそらくされないでしょうけどね。

着地点はどこか?

そして、見ていく中で今気になっているもう一つのところは──友崎くんの着地点ですよね。そもそも、リア充って何よ?という話です。

俺ガイルの最終的な着地点は、比企谷八幡による本物探しです。すべてが虚飾と未熟さにまみれた学校生活の中にあって、比企谷八幡=(作者だとおもうんですけど)は、人生における本物というか目的を求めた。それに対しての反動として「青春は嘘」と断じたスタートをはじめた。

一方の友崎くんはどうか?

彼自身は、今はまだリア充になる途上にあって、どこに向かうか明快じゃないんですよね。それを、この作品がどう提示してくるのか、着地点をどこに定めるのかか、一つ気になりますよね。

そういうところは、一期でもちらっとみせてもらっていいのかな、なんて思うので、そのあたりを気にしつつ視聴していきたいと思います。

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