呪術廻戦〜狗巻棘とは? おにぎりかわいい彼のポテンシャルについて

呪術廻戦
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

狗巻棘が気になっている。

彼は呪術廻戦のキャラクターで同作品呪術高専の二年生。そして、0巻の呪術廻戦で乙骨の相方でもあった。

キャラクターは、作品を見ている皆さんなら御存知の通り、無口でいいヤツ。というか無口なのは、喋ったら誰かを呪ってしまうからで、喋らない代わりに「シャケ(肯定)」「おかか(否定)」等、おにぎりの具でコミュニケーションを取るのは、みなさん御存知の通り。

というか、相当特徴的なキャラ付けですよね、彼。

今回はそんな狗巻棘のプロフィールを交えつつ、キャラ論を少し。

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狗巻棘とは? 雑プロフィール

所属は東京都立呪術専門高等学校二年、等級は二級呪術師からはじまって、本編では準一級呪術師。

外見は、0巻では虎杖のような髪型とスカした表情が多かったんですが、現在の本編ではマッシュルームカット。たぶん、作者が虎杖的外見のキャラが好きなんだろうけど、キャラかぶりを避けるために改変したのだと思う。身長は低い。瞳はなんと紫。

(C)芥見下々/集英社

アニメ版だと頭髪のカラーは、白髪ともグレーとも薄い青にも見える髪の毛の色だけど、漫画だと赤みがかっていたり、茶髪だったりとか色々。ファッションでカラー変えてる設定か。ていうか本当の髪色なんなの? 描く時困る。

ファッションは、その能力の特徴である口元を隠すために、襟がおおきなアウターをはおったり、マフラーを巻いていることが多い。やだ、かっこいい。というかかわいい。

そして、彼の能力は──呪言とよばれる、言霊を増幅強制させる、特別な術式。誰かに向けて喋った言葉がそのまま相手の行動に影響を与える。「動くな」で相手は動きを止め、「爆ぜろ」で爆発する。その声は携帯や拡声器で届けることも可能。強い術式だが、使いすぎると喉を痛める、扱いの難しい術でもある。あと、イケボ設定とかあるのか?

しゃけ、いくら、すじこ、おかか、かわいい、かっこいい

(C)芥見下々/集英社

そして、彼は劇中のコミュニケーションをおにぎりの具でやるわけです。このコミュニケーションは、呪力で誰かに影響を与えないために、もっとも影響の少ない単語を選んだ結果だとか。別におにぎりの具じゃなくたっていいのだろうけど、あえておにぎりの具にしたあたり芥見下々先生のセンスがうかがえる。

キャラクターというのは、設定や行動動機に意外性とかギャップがあることでぐっと魅力を増すんですが、一方でそれはある程度の論理性や整合性がなければ説得力を持たない。

そして呪術廻戦が、呪いという和製魔術を扱っている時点で、言霊はそのバリエーションになることは必然的で合理的な選択ですよね。さらに、言霊が呪いになるキャラも発想としてはありえるでしょう。しかし、しゃべらないキャラクターというのは、芸がない。なら何をしゃべるのか?

「しゃけ、いくら、ずじこ、おかか」

この発想、天才ですよね。ちなみに好きな具はツナマヨらしい。

狗巻棘の魅力

さて、この狗巻棘パイセンですが、例にもれずとっても魅力的なキャラです。どこが魅力かと言うと──イキってるようにみえて、とても気遣いができる優しい子なんです。呪術廻戦の中で、というか呪術廻戦ってアレなキャラ多いじゃないですか? そんななかで、彼はオアシスめいた優しさをもったキャラクターになっています。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

これ個人的に思うんですけど、彼が初出演した0巻って、まだ原作者に毒気があんまり無いと思うんですよね。キャラクターも設定もそんなに無茶をした作りになっていない。どこかで見たような王道の上に、常識的な人物と有り得そうな敵キャラクターを配置していた。そう見えた。まだ伏黒や釘崎といった濃ゆい強キャラがでてくる前の前段として、狗巻棘というキャラクターが設定された。真希パイセンですら、優しげだった。いや、彼女は今も優しいんだけどさ。

それがそのまま二年生になった時に、絶妙に気遣いできるポジションの先輩として、周辺で伏黒や虎杖を生暖かく見守る信頼できる先輩として、昇華したのが現在の狗巻棘である、と。

狗巻棘の抱えるものと今後の活躍

で、狗巻棘ってその優しさとイカした外見から、ちょっと人気があると思うんです。伏黒、五条に次ぐくらいで。非常によく分かるんですが、同時に最近は活躍が見えない。

彼は呪術廻戦において今後活躍することはあるのだろうか?

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

扱われ方を見ていると、パンダ、真希パイセン、狗巻棘は準レギュラーであり、おそらく死ぬことはない気がするんですけど、狗巻棘に限って言うと、実は0話から出ているにもかかわらず、そんなに興味深い過去が提示されている訳ではないんですよね。

で、呪術廻戦において難しいなぁと思うのは。この漫画/アニメって活躍するキャラクターというのは、みんな何らかの重めの過去を持っているんです。狗巻棘はそれが明示されていない。いちおう、幼い頃からその声でもって、誰彼構わず呪ってしまっていた、というのはありますが「具体的な事件」が存在していない。

そう考えると、彼が活躍する為には、彼の過去をどこかで提示する必要があると思うんですよね。それも必然性を持って。

これなかなか難しそうなんですよね。乙骨が留学中とのことですが、彼が戻ってくれば、何がしかの過去の提示などが行われるかもしれないけれど。

なので、引き続き狗巻棘は、絶妙ないい人パイセンとしてゆるく活躍する感じになるのかもしれませんね。

狗巻棘が持っているドラマの可能性

ただ、一方で狗巻棘というのは、良質なドラマを大量生産できるポテンシャルを持っているキャラクターだとも思っています。

(C)芥見下々/集英社

それもひとえに「おいそれとしゃべれない」という特性から。

その特殊な能力は、エピソードの源泉になるよね。まずなによりも「言え」ば何かを強制させられる。良い事も悪い事も。しかし、彼はいいヤツなので普段しゃべらない。それが何かのきっかけで発言したらどうなるのか?自身の気持ちを述べるだけで、全員その呪言に絡め取られて、ネガポジ含めてとんでもないことになる。そこにドラマが生まれる。

さらにいうと、「言わない」という選択が、狗巻棘の場合はドラマになる。伝えたいことを伝えない、言いたいことを言わない。しかし、行動する。何かを言葉で伝えるというのは、人間関係の基本ですが、同時に伝えないこと、また振る舞いで示すこともドラマの源泉です。

そういうポテンシャルが狗巻棘のキャラクターと能力には備わっている。

願わくば、彼の設定を存分に生かした「きゅん」となりそうな、エピソードの一つでも作ってもらいたいな、なんて思います。

ん、本編でそういうのがないなら──夢小説とかで?

可能性は無限ですよね 😃

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