鬼滅の刃〜宇髄天元と我妻善逸が何故人気なの?

鬼滅の刃

鬼滅の刃の無限列車編が好調なまま終わりそうですが、その次に控えるエピソード遊郭編も今から気になりますよね。

映画化されるのか、あるいはTVシリーズアニメとなるの下記になるところですね。

何よりも登場する新しいキャラクターが気になります。特に、遊郭編の柱キャラクターである宇髄天元さんが、とっても気になります。先に映像化されたのは煉獄さんですが、宇髄天元も幅広い方々から人気を得ていますよね。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

そして世を見渡すと、中でも善逸との関係が、話題になっている。今回は、なぜ二人がよく組み合わせられるのかについて、解説したいと思います。

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宇髄天元と我妻善逸の雑解説

まず知らない人のために駆け足で二人の解説。というか善逸はいいか。

宇髄天元は、鬼殺隊の柱で音柱です。誕生日は10月31日で23歳。身長は198センチ(大きい!)、体重95kg。元忍者で、嫁はくのいち3人という、抜け忍です。そして、傾奇者として派手な性格や外見をしていますが、素顔はイケメンだったりします。嫁が三人のイケメンというだけでヘイトが溜まりそうですね。その他の詳しいプロフィールは他サイトのwikiでも参考にしていただければと思います。

組み合わせについての良くある理由とは?

よく言われているのは、善逸と同じ音に敏感な音柱であるから組み合わせられる、というのがありますよね。分類でいうと善逸の雷の呼吸の派生となっています。ですが鬼殺隊における立場としては上です。このあたり、善逸が無意識に執着する部分かもしれませんね。

あるいは、宇髄天元が善逸らを自らの継子であるというように言ったから、その親愛の深さからよく組み合わせられるとか。

©吾峠呼世晴/集英社

でも、それでいうと炭治郎や伊之助だって継子扱いされていますよね。ていうか、継子制度って、けっこうゆるいですよね。正式かそうでないかは別としても、結構安易に口にしちゃうっていう。

今あげた同じ呼吸の分類だからとか、継子扱いされているからとか、そういう話は本質ではないですよね。

彼らの関係はもっと他にもありそうです。

実は本編前半でしか絡みがない

そもそも、我妻善逸と宇髄天元の関係というのは、実はそんなに多く無いんですよね。遊郭編でいうと、炭治郎のほうが、よっぽど宇髄さんと絡んでいる。

ただ、一方で、善逸は宇髄さんと出会った初期においては、頻繁にネタ的に絡んでいました。

他の記事にも書きましたが、劇中において、善逸というのは本編における狂言まわしであり、解説役を担います。

そして、物語において、煉獄杏寿郎の後に、軽薄な傾奇者キャラとして、宇髄天元が表れたことで、善逸の、そのツッコミ気質がフル回転します。

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まず、宇髄天元の派手好きな言論に文句がつきます。次に嫁探しについて勘違いしつつ、嫁が3人いると聞いてブチ切れです。さらに、化粧を落としたらイケメンであったことから、嫉妬の渦がトルネードを起こす。あげく、自身が売れ残ったこと&売り飛ばされたことで、善逸にとって宇髄天元は「見返してやりたい男No1」へと変化しました。

実は、劇中においてここまで善逸が「ネタ的に」敵愾心を顕にした相手っていなかったりするんですよね(兄弟子のほうはガチな憎悪なので)。

このあたりが、二人を組み合わせることの面白さに繋がっています。

善逸が欲しくて手に入らないもの

細かく見ていくとわかると思うんですけど、よく考えたら、宇髄天元って善逸が欲しくてほしくてたまらないものの集合体なんです。それらを以下にあげます。

嫁が三人いる

美しい嫁が三人とかもう男性にしたら羨ましい以外の何者でもないです。このあたりは善逸をはじめ多くの男性から嫉妬されていますよね。

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鍛え抜かれ恵まれた肉体

宇髄天元は身長が高く、鍛え抜かれた肉体を持っています。遊郭編においての上弦の鬼である、妓夫太郎からも嫉妬されていましたが、本当に恵まれた肉体を持っています。

これは善逸と比較しても顕著で、か細く小柄な善逸と宇髄天元の身長差、肉体差はすごいですよね。

かぶきもの俺様キャラ

キャラクターも強烈です。宇髄天元はいわゆる俺様タイプですね。しかも伊之助と違って、野生児やアホの子属性は付与されていない。包容力があり、それを裏付ける強さと自信を盛っている。

陰キャでひねくれたところのある善逸にしてみれば、嫉妬の対象であり、呪うべき対象ですよね。

劇中屈指のイケメン

そして最後にコレです。善逸を嫉妬に駆り立てた最強属性。アレな化粧をとると、下にはとんでもないイケメンが隠れているのでした。

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この4つの点において、善意は宇髄天元にはっきりとした差を付けられています。それはナードとジョックほどの差があって、容易に埋められるものでは有りませんでした。

本質的には似た者どおしか、下位互換か

しかし、この二人、細かく見ていくと本質的には同じなんじゃないかと思っています。

え、どこがかって?

もちろん、パッと見はなにもかも違うんですけど、そもそも善逸が男としてあこがれ目指しているのは、宇髄天元のようなポジションですよね。

すなわち、複数の誰から好意を寄せられ、強く、賢く、俺様で、肉体的にも恵まれている。煉獄杏寿郎が、オトナ女子がキュンとする最強の息子なら、宇髄天元は男子が嫉妬する最強の俺様男子ってことです。そして、わかりやすい理想像を持つ善逸が心のどこかでめざすのは宇髄天元さん、ってことだと思うんです。

善逸は普段、善逸自身が出来る限り、強気になって、賢く振る舞い、俺様を通し、肉体的な屈強さをPRします。まったく及ばないながらも女子にモテたいがために。

それを、しれっとさらっとやってのけるのが宇髄サンテ事なんだと思います。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

呼吸でいうと音柱は雷の下位互換ですが、立場的にはまだ未熟な善逸は宇髄天元の下位互換というのもこじれていて面白いですよね

ま、嫉妬や妬みは善逸の一方的なものでありますけどね。

じゃあ宇髄天元の気持ちはどうなのか?

ここまでどちらかというといかに善逸が宇髄天元に執着するのか、という話をしてきましたが──ここで、宇髄天元さんが、ほかのキャラクターについて、あるいは善逸について何をどう思っているのか、ということを考えてみたいと思います。

年長組の柱というのは、だれもかれもみんな何かに付けて、可能性があり成長に期待できる鬼殺隊の若手を継子にしたがりますよね。煉獄さんもやたら継子になれ、と言ってきていましたし。富岡さん以外は(笑)、みんな、炭治郎、伊之助、善逸を継子にしたがります。

そして、宇髄天元さんも先に述べたように、物語を通して三人は次世代をしょって立つホープであるといい、なんなら自身の継子である、と劇中で言明しちゃってます。

実質的なものではないでしょうけど、少なからず宇髄さんは普通に善逸に対しても見込みの良さを見出していますよね。

でも劇中では、それ以上でも、それ以下でもない? そうなんですけど、この小さな言葉から生み出される一つのギャップに注目することで、二人の関係性は無限のドラマが生まれる気がすると思うんです。

継子デレをした宇髄さん×複雑な感情を抱く善逸

鬼滅シリーズの各エピソードを見ていていつも思うのは、関係性のめまぐるしい逆転ですよね。多くの味方キャラも敵キャラも、だいたい前半は頭のネジが飛んだアレなキャラクターばかりなんですけど、後半は常識人でいい人だったりするんですよね。

だいたい出会った初期は、善逸も、炭治郎も、伊之助も、敵味方関わらず、かなり拒絶反応を示す。それは相手も同じ。

©吾峠呼世晴/集英社

ところが、話数が進むにつれて、互いの過去や関係や、考えていることが明らかになると、第一印象を覆さなければいけない状況に陥るんですよね。

それは、善逸もそうだし、宇髄さんもそう。そうしたときに、より素直に自分を切り替えるのはオトナである宇髄さんであり、ずっとひねくれるのはまだ未発達な善逸なんです。ここに、キャラクターの組み合わせの面白さが生じます。

おそらく宇髄さんは、善逸を普通に気にかけて継子に取り立てようとしますよね。対して善逸はかつて嫉妬に駆られたキャラクターが自身にたいして好感を抱いていることに困惑する。そんな光景がありありと浮かびます。この二人は、前半における断絶から後半における和解まで含めた時に、その反動がもっとも大きいからこそ、生じるドラマも大きいものになるんです。

つまり、そこから、ビッグバン的に無限の可能性が生まれるってことなんです(何いってんだオマエ)。

鬼滅のキャラCPの面白さ

それにしても、鬼滅というのは前と後で(何なら過去と未来で)、様々なキャラクターの関係性とその変化を提示してくる、秀逸な構造をもったお話だなと思う。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

それは、作者のキャラ愛であることはもちろんですが、設定やエピソードの作り方の丁寧さ故なのかもしれませんね。

というか、鬼滅学園って、アレ公式二次創作じゃないですか? そんで、鬼滅上ではルートは一つですが、たぶん、作者の中にも、いろいろな関係性の可能性があるんだろうなって思います。

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