呪術廻戦〜ナナミンこと七海賢人の呪いとかっこいいについての雑感

呪術廻戦
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今回は呪術廻戦ナナミンについて、軽くプロフィールを交えつつ、幾つか思うところの雑感を述べたいと思います。

※本編ネタバレがあるので、アニメ視聴の人はお気をつけ下さい。

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ナナミンの雑プロフィール

ナナミンの本名は七海賢人。言わずとしれた、呪術廻戦における大人キャラですね。元、呪術高専のOBで一級呪術師。そして、実は母方の祖父がデンマーク人というクォーターだったりします。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

誕生日は7月3日で27歳(若い)。趣味は、お酒と自炊。好きな食べ物はパンにアヒージョ。一人称は私。

イメージソングは

『ゆらゆら帝国で考え中』

『サボテンレコード』

だってさ。CVは、私の推しである津田健次郎様(知らねーよ)。

その他設定

外見は、冷静沈着なスーツサラリーマン。メガネ、七三の脱サラ呪術師です。元々は呪術高専の出身だったが、証券会社での激務を経て、道すがらは払った呪いについてのお礼を言われ、やりがいを求めて呪術師に戻る。

人物は、冷酷そうに見えて非常に人がいい。あと圧倒的に大人。声が津田健次郎様なこともあって27歳には見えないよね。劇中においては、アレなキャラクターがある中で、飛び抜けて常識人となっている。

キャラクターとの関係

五条悟に対しては、「信用しているし、信頼している。でも尊敬はしていない」とのこと。虎杖には師匠。後輩の二級呪術師の猪野琢真からは尊敬されている。その他の絡みでいうと、伊地知さんや家入さんくらいしかない。

術式とか、そういう話は割愛。簡単に言えば強いです。細かくは他のwikiみてください。

大人あふれる名言キャラ

そして、ナナミンの一番の特徴といえば、セリフですよね。

このクールでお人好しなキャラクターが発する言葉やモノローグは、含蓄があったり人柄がにじみてていたりして、好ましいものばかりです。

「私が高専で学び気づいたことは、呪術師はクソということです。して一般企業で働き気づいたことは、労働はクソということです」
「私は大人で、子供である君を守る義務がある」
「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり、そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです」
「この子は他人のために本気で怒れるんだな」
「悔いはない」

(C)芥見下々/集英社

うーん、どう見ても27歳には思えないくらい達観しています。

さてそこから、ナナミンは自然と呪術廻戦におけるあるポジションに収まります。

師匠ポジに収まるナナミン

五条悟が虎杖の師匠ポジを投げ出したので、実地の訓練はナナミンが行うことになりました。

ナナミンは虎杖に、呪術の考え方、呪術師のありかた、基本的な呪霊の応対方法等を教えます。五条悟が細やかな対応が出来ないキャラであるが故に、痒いところに手がとどくナナミンは、初期における虎杖悠二の実質的な師匠になるんですよね。

つまりは、バトル漫画における、定番のキャラクター「師匠」を五条悟から命じられる。ここでナナミンは、晴れて「師匠ポジ」という呪いを受けることになったのです。

五条悟のせいで。

そして、ナナミンは裏に表に虎杖を補助する訳ですが──でもさ、師匠キャラって・・・。

師匠キャラの行く末にあるものといえば?

ナナミンは、本編では渋谷事変でも活躍しますよね。

呪霊や呪詛師に相対して、七面六臂の大立ち回りです。その結果待ち構えているのは、悲劇なんですけど(ネタバレ)、これはもう師匠キャラとしてスタートした時点で決まっていましたよね。

物語において、定番の死亡フラグというのは幾つかありますよね。

例えばいい人──
帰ったら牧場をやりたい人──
自分語りをする人──
我が生涯に一変の悔いはない人──
そして師匠キャラとか──

そう、師匠は死ぬんですよ。わりとどの作品でも死ぬ。そして、主人公はそれを受けて覚醒するという流れがある。

©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 ©ぴえろ/集英社

ナナミンは、そういうフラグ的なものを登場当初からいろいろと持っていました。もう死の香りがぷんぷん漂っていました。おそらく、虎杖に何かを託すような形で死ぬんだろうな〜、なんて思っていたら・・・やっぱり死んでしまった。

しかも死に方がエグい。ナナミンは半分炭化した身体で持って、灰原の指示を介して、虎杖に「後は頼みます」と呪いの言葉まで残した。

(C)芥見下々/集英社

そして私は気づくのです。

ナナミンは五条悟と芥見下々先生の犠牲になった

ああ、なるほど──芥見下々先生は、五条悟を師匠役にして殺したくないから、ナナミンを師匠にして殺したんだ、と。

ずるくね? ひどくね? 五条悟! そして、恐ろしや芥見下々センセ! ていうか五条悟、いい人のナナミンは殺しつつ、自分は生き残るんだ? 実質封印されているけどさ。

たぶん芥見下々先生の中で、五条悟というのは本当に特別なキャラクターなのだと思います。別記事で実質主人公と書きましたけど、芥見下々先生の厨ニ的かっこいいがすべて詰め込まれたキャラクターは五条悟で、ナナミンじゃなかった。

(C)芥見下々/集英社

そう思い始めたら、なんだかナナミンが不憫で、涙なしには見られません。まあでも、最終的にはナナミン云々じゃなくて、両面宿儺のひどい振る舞いのせいで、虎杖は次のステージに引き上げられるんですけどね。ゲロ吐いて。

ちょっと脱線しますけど、虎杖は渋谷事変の最後のあの話の流れでいうと自分を呪ってますよね。自分が死んでいれば宿儺は表に出ず、死なずに済んだ人が多数いただろう、とかね。

ナナミンの呪いは虎杖が苦しんだ時に機能する

しかし、虎杖は死ぬことが許されない。

何故なら、ナナミンの呪いを受けちゃったからね。虎杖は奮起するしかない。そう考えるとナナミンというキャラクターは、あれはあれで五条悟とはちがった特別で重要なキャラクターなんですよね。

例えば五条悟が「後は頼むよ、悠二」とか言って死んだとして、虎杖は奮起するかどうか? 同じ師匠ポジであっても、五条悟のキャラクターだとそういうものの効果ってちょっと違っていますよね。気まぐれにしか思えない。適当キャラなので。「えっ、先生頼むって何を!?」って、虎杖の心のツッコミが聞こえてきそうです。

対して、ナナミンというのは、ああいう善性をもった大人キャラだから、虎杖への強制力が強く発動すると思える。だから、虎杖の今後の振る舞いにはナナミンの「呪いの力」が大きく影響してくるんじゃないかと思える。

実際、描写としては、灰原にナナミンが何がしかの呪いを受けていたような描写があって、それが虎杖の行く末を示唆しているようにも思えた。

それら諸々を踏まえると、ナナミンというのは、本当に大きなキャラクターだと思います。

そして願わくば、ナナミンの呪いは願いに転化して、どうかポジティブな結末へとたどり着いてほしいな、なんて思います。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

あと呪術廻戦は、わりと死者が出てくることが多いので(夏油傑とか黒パパとかね)、ナナミンもどうかまたヒョイと出現しないかなー?

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