特級呪霊のじょうごとはなみが、よく見ると、ちとエモいことに気づく。 今回はそんな二人をシンプルに解説。
本編ネタバレあるのでアニメしか見てない人は気をつけて下さい。
漏瑚(じょうご)について
まず漢字が変換で出てきづらいの芥見先生ヤメテ?
と、いきなり脱線しましたが、特級呪霊の漏瑚の解説です。設定によると大地の呪霊と言うことになっています。人が大地を畏怖した時のイメージが呪霊になった形なんだそうです。五条悟にはあっさりと返り討ちにあっちゃいましたけど、本来はとっても強い呪霊です。
ちなみに、大地の呪霊なので頭には火山が付いていて何かにつけてぽっぽします。そういうモチーフもふくめてちょっとネタキャラめいた扱いをされていましたね。その他の細かな設定は他のwikiでも参考にしてください。
花御(はなみ)について
続いて花御について。彼はその姿の通り、樹木の呪霊で設定によると優しい子だそうです。詳細は割愛。
地球を守りたいとか、そんな事を言っているので、たぶん、グリーンピースみたいな優しい気質をした子なんだと思います。
強いの?どんなキャラなの?
ふたりともとっても強いです。というか彼らに対応できる呪術師側がおかしいんですよね。
でまあ、通常のアクションバトル物だと、こういうアレな敵キャラというのは、その能力に見合う形で、本当に化け物めいていて意味不明な言動でもって立ち回るんですけど、この漏瑚と花御という呪霊はとっても喜怒哀楽の明快な人間臭いキャラクターなんですよね。
扱いづらいけど、密かに人気なんじゃなかろーか。本編知っている人はご存知だと思いますが、もう祓われちゃってるのが切ない。
さて、そんな二人ですけど、キャラクター的には漏瑚が突っ走って、花御が止めたり助けたりする役回りです。ってここにもバディものの関係性がある気がする。
「俺たち地元じゃ負け無し」かよ。学ラン着せて愛でるぞコラ(じゅじゅさんぽでホントに愛でられてた、しかも花御は女子だっただと・・・!?)。
見ていて思うちょっと特別な間柄
この二人の関係にはちょっと特別なものを感じるんですよね。他にも陀艮くんとか真人さんとかおるんですけど、なんとなく二人がセットに感じる。
というか、漏瑚が五条悟に祓われかけた際には、花御くんが助けに行くんですよね。呪霊も仲間を大事にするんや、という印象が呪術廻戦に奥深さを与えたのは間違いないですよね。
で、なんで助けたんだろー? って考えると、これまあ偶然だと思うんですけど、花御という呪霊は樹木なので、漏瑚という大地がいないと成り立たないって事なんだと思うんですよ。もうカラダからしてバチッと相性の良いパートナーだと思うんですよね、この二人は。
例えば他の特級呪霊の陀艮くんは海とか塩なので、本質的には樹木=花御の天敵です。また真人も人なので、どうも花御と相性が悪そう。それに対して、漏瑚と花御は双方なくてはならないもの、花御は大地に育まれ、さらに漏瑚=大地の土壌というのは樹木が朽ちて成り立っているんですよね。そんな相互関係に気づいたら、途端にこの2人のキャラがエモくなってしまった(ちなみに漏瑚のほうは陀艮とは複雑な関係がありそう、海と大地だからね、海の生き物は大地からの有機物が強く影響しているしね)。
祓われちゃってもったいないやら悲しいやら。とりあえず、アニメ版の方ではこの後、花御の大活躍が京都交流会編で待っていますんで、楽しみたいと思います。
祓われた二人、復活しないかなぁ?
思うに、この特級呪霊の二人(というか呪霊って一人二人ってかぞえていいものなのかわかりません)って、人が大地と樹木を畏怖しているかぎり、祓われてもまた出てくる気がするんですよね。
それが、次はどんな形になっているかわかりませんが、いずれにしても、また新たに作品の内外で受肉してほしいなって思います。