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呪術廻戦〜釘崎野薔薇という藁人形かわいいヒロインのおっかけ考察

呪術廻戦

アニメ版の呪術廻戦の第一期が終わってしまいました。そして劇場版呪術廻戦0の放映は嬉しい限りですが、一方で本編の主要なるメンバーとは、今しばらくお別れです。

さて、主要メンバーの伏黒や虎杖については、何度か記事を書きましたが、そう言えば釘崎野薔薇についてはエピソードには触れましたが、細かく書いていなかったなと思い、雑プロフィールをまじえて考察したいと思います。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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釘崎野薔薇の雑プロフィール

釘崎野薔薇は劇中において、伏黒と並びレギュラーヒロインに当たるキャラクターです。

年齢は16歳、呪術高専1年の三級呪術師で虎杖、伏黒の同級生。誕生日は8月7日で身長は160cmに満たないとか。出身地は東北の田舎町だそうです。

趣味はEDや本編でも御存知の通り「買い物」で、好きなものはやはり物とスイカ、嫌いなものは浅漬。髪は茶髪ですが、染めているとのこと。おしゃれもするし、ファッションを日々楽しむ、普通の女子の部分もある。

CVは瀬戸麻沙美で、ちはやふるの千早役と同じ人だったりするんですが、キャラ違いすぎてすごい(脱線)。

イメージソングは、サニーデイ・サービスの「青春狂走曲」と、日食なつこ「あのデパート」

(PV)サニーデイ・サービス – 青春狂走曲
日食なつこ -「あのデパート」MV

芥見先生、チョイスのセンス良すぎ。とくに「あのデパート」

釘崎野薔薇の性格

性格特徴は、明快な感情表現、勝ち気なメンタル、サバサバしたキャラクターですよね。

丁寧な言葉づかいもできますが、何処で覚えたのか、感情が高ぶるとガラの悪い喋り方をすることもちらほら。一方で、戦い以外の、たとえば真希さんの前では、極めて後輩女子っぽいリアクションもする、奥深いキャラクターになっています。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

時に粗雑ですが、KYではなく、共感力も無い訳ではない。過去編では、ボロボロと涙をみせることもあったし、また呪霊に子供を人質に取られた際には、善人であることがありありと伝わる場面もありました。また虎杖が死んだという話を聞いた際には、涙ぐんでもおり、かなりのツンデレ気質です。

そんなかなり等身大に描かれたキャラクターが、釘崎野薔薇という女子なのです。少女ではないですね、女子ですね。

釘崎野薔薇のちょっと好きな煽りセリフ

初期においては、虎杖や伏黒の事をかなりアホ扱いして警戒していましたが、今は完全に馴染んでいます。また禪院真希の事を尊敬しています。それ以外の呪術師や呪霊との物語上の深い絡みは少ないんですが、会話は多いタイプですね。

そして釘崎野薔薇のキャラクター性は、その会話時のセリフにありありと表れます。これがたまらなくかっこよくて、好感度が高いんです。

真希の妹に言い放った、

釘崎「寝不足か?毛穴開いてんぞ」

とか、

交流戦のときの、

釘崎「男がどうとか、女がどうとか、知ったこっちゃねーんだよ!! テメェらだけで勝手にやってろ!! 私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!! 強くあろうとする私が大好きだ!! 私は「釘崎野薔薇」なんだよ!!」

とか、

釘崎「うるせぇよ、不幸なら何しても許されんのかよ。じゃあ何か? 逆に恵まれた人間が後ろ指さされりゃ満足か?どんな生い立ちだろうと私はアイツが気に食わねぇ、同じ生い立ちでも私は真希さんが大好きだ。テメェらこそ、これから呪おうとしてるバカがどんな人間か、少しは考えたことあんのかよ。”完璧”も”理不尽”も応える義務がどこにある? テメェの人生は仕事かよ」

とか、

虎杖に戦う理由を聞かれた際の、

釘崎「田舎が嫌で東京に住みたかったから!!」 虎杖「そんな理由で命懸けられんの?」 釘崎「懸けられるわ、私が私であるためだもの

このセリフはかなり好きです。記事書いちゃうくらいに。

それから、黒閃をだす回の、

釘崎「我慢比べしよっか♡」

とか、性格や覚悟がにじみ出た、良いセリフ多いですよね。

そもそも芥見先生がセリフうまいというのもありますけど。

釘崎野薔薇の能力について

能力の細かいところは、例によって別の解説サイトにおまかせします。大枠としては、釘をつかった遠隔&時間差攻撃が可能な呪術「芻霊呪法」(すうれいじゅほう)の使い手であること。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

釘崎は、藁人形に相手の一部をまぜて釘を打ち込むことで本体にダメージを与える、共鳴りという技が特徴的ですよね。

それから重要なのは黒閃を虎杖との共闘の際に発動したこと。これは、なんだかんだ、釘崎が強キャラであることを表しています。

さて、これらを踏まえた釘崎の一番の特徴や今後についての解説に移りたいと思います。

兄貴キャラを彷彿とさせる、新時代のヒロイン像

釘崎野薔薇のヒロインとしての一番の特徴は、恋と女性性に消費されないキャラクターだってことですよね。

多くの少年漫画のヒロインが、女の子としてかわいさやあざとさが付与された存在であることに対して、釘崎野薔薇というヒロインは、恋に媚びることもなく、性的アピールも極力しません。芥見先生があざとい女子キャラをあまり設定しないというのもありますが、釘崎野薔薇は際立って、イケメンなキャラクターに作られています。そして、非力ではありますが男子と対等の戦いや振る舞いをするキャラクターになっています。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

最近、恋に消費されないヒロイン多いよね、という話は別記事にも書きましたが、彼女は際立って男前のキャラクターになっています。

禅院真希もそうですが、これは人気の理由の一つだと思います。

本編での活躍と、真人戦を経ての生死不明の現状

そして、本編での活躍は、みなさんご存知のとおり、そんな男前の性格をありありと感じさせる振る舞いを見せていました。

初期の虎杖とのミッションではその能力と性格で読者を虜にし、幾つかの戦いを経て男前PRをしつつ、交流戦では女子らしからのバイタリティある振る舞い。八十八橋では黒閃を発動し、自身を次のステージへと引き上げた。

©芥見下々/集英社

しかし──彼女は現在、渋谷事変での真人との戦いを経て、顔面を半壊させて、生死不明の状態に陥っています。

呪術廻戦144話時点でも生きているかどうか「濁されて」います。

果たして、釘崎野薔薇は無事なんでしょうか?

釘崎野薔薇は復活する?

本筋でいえば、あのポジションにいたキャラクターが死ぬとは思えないんですけど、釘崎野薔薇というのは非常に特殊なキャラクターなので、なんとも読みづらいところがあるんですよね。

©芥見下々/集英社

通常、ヒロインというのは、物語において善性を象徴しつつ、主人公や本編との因縁や関係を生じさせます。

しかし、この釘崎野薔薇というキャラクターは、そのあたりが非常に希薄なんですよ。そもそも、呪術廻戦の本編に絡む動機があんまり描かれていない。虎杖の中に宿る九尾の狐的キャラである両面宿儺との相対したのは伏黒なんですよね。伏黒は虎杖や宿儺との関係が濃厚なので、ヒロインです(断言)。しかし釘崎にはそういうものが薄い。

あるのは、八十八橋での戦いに於いて呪霊を退けた際に、虎杖と交わした「私達共犯ね」というセリフ。それから、渋谷事変直前の、虎杖の追っかけ女子を見たときの、胸のわずかな痛みくらいですよね。

つまり──今の所、彼女は「自分らしくある事、以外は何も背負っていない」んです。本編のストーリーに絡みもないし、虎杖や伏黒と深い関係にあるわけでもない。そういうキャラは本来モブなんで、すぐ死ぬんです。いつ死んでも困らないキャラになっている。

しかし野薔薇は、レギュラーかつヒロインポジにいるんです。登場の仕方だって特別です。彼女のために、伏黒エピソードのあとに、登場エピソードがちゃんと割かれている。

あと渋谷事変での退場の仕方も違和感ありますよね。

物語というのは「自分を語り尽くすと死ぬフラグが立つ」んですけど──たとえばナナミンは自分を語り過ぎたので、先生役を乙骨や五条に引き継いで死んじゃいました。

そして釘崎ですが、真人の攻撃を受けた死にかける直前に自分語りの過去エピソードが挿入されていましたが──しかし、そこでは、本質的なことは何一つ語られなかった。

いちおう、頑張った自分に満足している、というつながりこそ生み出していますが、過去回想がナナミンのような説明じゃなかったんですよね。まったく、なんの説明も伏線も本編への絡みもないので、コレで死んだらちょっと物語構造的には本当に意味不明なんですよ。「釘崎って、なんだったの?」ってことになる。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

だから、死なないとは思うんですけど、ただ復活しようが死のうが、本編との絡みは薄いままのヒロインであることには変わりなくて、このままだと非常に扱いが不思議なキャラになっちゃうんですよね。

この辺はどうするのだろうと思っていまして、で以下に復活劇の勝手な予想をしてみました。

釘崎野薔薇が復活するには意味が必要

さて、呪術廻戦というのは、かなり構造的にしっかりとフリとオチが作られた物語です。何故そうなっているのかがちゃんと設定された物語だと思っています。

ですから、釘崎にだって作者側の方から何らかの因縁が設定されていると考えるのが妥当です。今後は、その解説がなされることが必要ですよね。さらに言えば、その上で初期から渋谷事変にいたるまでフンワリしたポジションにいた釘崎野薔薇が復活するには、過去に背負っていなかった、因縁=呪いを背負って復活する必要があると思うんです。

真希が渋谷事変を見届けた上で火傷を負ってもなお生き残り、三輪がメカ丸の死を受け入れたように、強さや役割をもう一つ上のステージに引き上げるために、何らかの呪縛を背負う必要がある。

©芥見下々/集英社

しかもレギュラーキャラですから、それは大きなモノじゃなきゃいけないと思うんですよね。

ありうるのは、まあ復活するために、欠けた釘崎の頭部に別の呪霊を埋め込んで補完するとかね。あるいは、真人の残穢が釘崎の頭部に残るとか。釘崎に埋め込まれた特級呪物めいたものが本編に大きく関わってくるとか、そういう方向の復活の仕方というのをちょっと想像してしまいます。

ちょっと、脱線するんですけど、気になっているのは最近のシン・エヴァンゲリオンでお馴染みの式波・アスカ・ラングレーです。

なんでここでエヴァ?って思うかもしれません。ええと、新劇場版のアスカって眼帯しているじゃないですか? で、あれって、破や旧劇場版で目をやられたシンボルとして、使徒めいたものが宿って封印してあるって設定になっていましたよね(光るし)。で、釘崎の頭部破損です。アレに似たような感じで、釘崎の頭には、欠損を補完する形で、特級呪霊か特級呪物が埋め込まれるんじゃないか、と。ついでに復活したら眼帯までしそう。

さらに脱線しますけど、禅院真希ってモデルとして真希波・マリ・イラストアリスが入っていると思うんですけど(名前も似てるし、コレどっかで作者言明されてましたっけ?)、芥見先生もしかしてエヴァ好きで、インスパイアされたんでは? というのが私の中にありまして。

©khara, inc.

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

それに、よーく見ると 釘崎野薔薇ってキャラクター的な外見や、言動にアスカ入ってる気がしているんですよ。釘崎、ショートだけどタレ目茶髪だし。(※関係ないけど、じゃ綾波に当たる青い髪は三輪だったりしてネ)。

©khara, inc.
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

ま、このあたりは考えすぎの妄想かもしれませんけどね(真希はともかく流石に、釘崎=アスカについては自分でも無理あると思っている)。

さて、エヴァ絡みのインスパイア話は突飛なお話ですが、まあまあ考え方としては「復活する為には理由が必要」で、それはたぶん「欠けた部分に呪霊か呪物」を宿す事。さらに「それを宿したことで大きく本編に絡んでくる」とかじゃないかな。そこまでしてようやく、虎杖や伏黒について行けるようになるってことです。さらに、伏黒とは別に正当なヒロインの座にも辿り着けそうです。

もちろん、これらは仮説でしかありません。

残酷な芥見先生のことですから「本当に死んだ」まであるかもしれないのが、呪術廻戦の怖いところではあります。

ですがまあ「死は確定ではない」と信じつつ、とにもかくにも釘崎の続報を待つのです。

さてはて、そんな釘崎野薔薇の明日はどっちでしょう?!

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

※以後、何かあれば追記していきます。

追記:20210405 芥見下々先生エヴァファンなのね。CREAに記事でてた。てことはやっぱり釘崎の目の欠損部位に使徒・・・じゃなかった、呪物宿る?

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