必須の防災グッズ 〜チェックリスト〜
世に防災リストは多々ありますが、どうも色々見ていてかゆいところに手が届かない。そこで、幾つかのリストを参考にあらためて防災リストを作ってみました。
作ったのは、自分ならこれを持っておくだろうという、緊急避難時必須の最低限チェックリストと、避難や被災を見越したチェックリストの二種。まずは、そのうち最低限のほうのリストを公開します。
分類は「衣」「食」「住」と「その他、雑貨類」で分けました。ポイントは以下の通り。
- 身軽で、移動可能であること。
- 移動や食事について、丸一日、場合によっては3日程度しっかりと凌げること。
- 救助を求められること。
- 想定される被災状況に応じて、用意が出来ること。
最低限リスト
それらを踏まえた、最低限これだけは欲しいというリスト。以下の通りです。※PDFはページ最下部に用意しています。
以下、個別に解説します。
衣
衣類と靴類について。衣類は、冬季を見越して動きやすく、そしてできれば乾きやすい素材の上下が望ましい。靴類は普段使わないトレッキングシューズなどが最も望ましいと考えられますが、運動靴でも問題ありません。また雨天や水害を想定する場合は、長靴が必須となります。必要に応じて用意してください。
食
食は、最低限の分量は「飲料水」と「高カロリー携行食」になります。飲料水は3〜6本500ml。高カロリー携行食は、チョコレートや飴、災害用羊羹等でも構いません。容量に余裕がある場合は、2〜3日分の記載の保存食を用意しても構いません。
食器類、調理器具については、アウトドアをされる方は普段遣いするものをそこに閉まっておいても良いでしょう。温かい食事と嗜好品は被災時に心を癒やします。緊急時には必要ないだろうと思わずに、忍ばせておくことをおすすめします。
住
医薬品はエマージェンシーキットレベルで構いませんので、必ず用意しましょう。何もなければそれでよし、何かあれば、本当に役に立ちます。必須は、消毒液、包帯、脱脂綿、絆創膏、軟膏、虫さされ、虫よけ、そして頭痛薬、胃腸薬。さらにあると怪我をしたとき便利なのは、テーピングテープ。また薬については、環境変化によって起こりそうな自身の症状を見越して適宜追加しましょう。
トイレと風呂については、旅行に行くレベルのもので大丈夫です。寝具については、エマージェンシーシートとブランケット・毛布は会ったほうがよいです。余裕があれば小さな寝袋等も有っても問題ありません。
情報通信機器については言わずもがなですので割愛します。あ、充電器を忘れずに。
その他
その他のものについては、いざというときのために持っていたい、必須のものだと思っていただいて構いません。ベースの雑貨類はリストの◎や△印を踏まえつつ、可能な限り揃える事をおすすめします。
また、記載のとおり、救命笛や発煙筒はもとより、救命胴衣やナタ等も、地域によっては重要になるかもしれません。自身のお住まいの地域によって必要の可否を判断しましょう。
どう揃えようか?
さて、リストだけあってもしようがありません。上記リストを踏まえた良いモノ悪いモノはどういうものか、以下にあげます。
Amazonを例にとりましょう。例えば1つ目はよくない例ですね。画像の先を確認シていただければ分かると思いますが、食品を中心にラジオ等しかありません。高いだけで、食事以外何の役にも立ちません。2つ目は、Amazonのベストセラーランキング1位のもの。これも値段は安いですしバラで買うより悪くはないですが、全体をフォローできていません。こういうものを掴まされないように注意してください。
では、どういう物が良いのか? 下記などは、一通り揃っていてオススメです。
防災セット 地震対策30点避難セット 避難生活で必要な防災グッズをセットした非常持出袋
画像のリンク先を見ていただくと分かると思いますが、最低限の医薬品に、食料水、救命笛やラジオ、防寒用品、軍手やガムテープ(!)まであり、かなり「分かっている人が用意した一式」だと思います。お値段それなりですが、ざっと漁った限りでは抜群にピカイチでこの商品は良い商品です。これを軸に自分用のセットを揃えるのはアリだと思います。
ただ、これだけではどうしてもかゆいところに手が届きませんので、他にも揃える必要があるでしょう。
セットに入っていないもの
セットに入っていないもので、あったら良いと思えるものは、たとえばこんなモノも・・・・・・。
上記のようなものをもっていることで、被災時の生存率をあげることができます。簡単に紹介させていただきましたが、本来は自分自身で一通り揃えて把握するのが良いと思います。
ぜひ、下記のリストをダウンロード・参考にして、自分用の地域や家族に合った防災グッズを揃えてみてください。
ダウンロードはこちら。