6話感想:デカダンス〜カブラギさんはやっぱりイケおじの星で、好いたらしい。

デカダンス
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デカダンス6話時点の感想です。第5話でマミったカブラギさんですが、主役キャラですからもちろん、そこで舞台を降りるなんてことはありません。キッチリ活躍のための下準備をするのです。

で、今回ですが──要約すると「カイジが地下王国でチンチロに勝って娑婆に出る」までの話です(マジでそんな話だった)。しかし、カイジと違うのはカブラギさんはクズじゃないってことで、真面目に働いて真っ向勝負で班長も倒して外出を目指します。そこいらへんは、やっぱり我らがイケオジヒーローのカブラギさん。

アニメーターが楽しんでいるデフォルメパート

いっぽう作画方面についてですが、デフォルメキャラも見慣れてきたところで、6話はほぼ全編デフォルメパート。

そして、これ──良く見ると昭和のアニメキャラっぽいんですよね。今回出て来たサルコジくんなんて、ど根性ガエルとかにいそう。そういうデフォルメした感じは、なんだか楽しんで作っているな、なんて思います。カットの隅っこで、モブのキャラクターが意味不明な行動をしているあたりとか、特にそう感じました。とっても良いです。

今回はイケオジカブラギさんもデフォルメバージョンでの活躍です。そして、帝愛地下王国に落とされてすぐモクモクとツルハシふるって働くあたり、やっぱりどうも、真面目に働けと言われているようで、なんだか胸が痛いね。

ストーリーが一段落して改めて理解する設定

見ていくと引き続き気づくこともありました。ラスボスの一角かと思われたフギンも雇われの一人だったのね、あとデジタルデータかと思いきや、あれ彼らサイボーグだったのか、なんて今更設定を理解したり。そして、キャストを見ていたらムニンというカワイイ敵方のマスコットキャラが三石琴乃だったことに驚きます。他にも、ターキーというキャラ、どうみても悪い顔をしているので、たぶんカブラギさんらを邪魔しに来る重要ポジションに入ってくるんじゃないかなー、なんて思ったり。

引続きイケオジカブラギさんに期待

このデカダンスというのは、設定や伏線をほんとうに丁寧に小出しにしてくるんですよね。基本的には画面上にある全ての物事やキャラクターにちゃんと意図があり、それが絡まっている。しかしとっても考えて作られているから、混乱することもないのが良いですね。少しずつ理解し、置いていかれることがない。そして、おそらく7話以降もそんな伏線を小出しにしつつ、話を盛り上げていくんだろうなと思います。

しかし、やっぱりカブラギさんはサイボーグアバターより生身の萌芽良いですね。早くコッチの世界に?戻ってくることを期待します。来週もどってくるっぽいけど、どうなるのかな、っと。