エンタメレビュー

進撃の巨人

ライナー・ベルトルト・アニという主人公グループへの当て馬という存在と、進撃における伏線回収構造の秘密

進撃の巨人が結末に向けて加速していますね。 令和3年の1月時点で、漫画版はエレン襲撃、アニメ版は宣戦布告回です。アニメ63〜64話では、かつての仲間であり敵であるエレンとライナーが再会しました。 今回はそのエレンやライナーらの関係から、原作...
怪物事変

怪物事変雑感〜キャラの親しみやすさに対して、怪異怪物が普通に怖いよ

怪物事変をつい見てしまう。 たぬきおじさんとショタなお話かと思いきや、5話までに、狐娘と、ドSっぽいヴァンパイアがでてきました(原作未読なのでどうなるかわかってない)。 さて、ここいらへんで怪物事変の中間雑感をいくつか。 幼子でも怪物なので...
チェンソーマン

チェンソーマン〜のじゃ女子かわいいパワーの魅力について

チェンソーマンという漫画がバツグンに面白いんですけど──まだアニメ化されていないことから、さほど注目されていませんね。もっとみんな興味を持って欲しいと思うのです。 さて、そんなチェンソーマンの、人気ナンバー・ワンキャラといえば誰でしょう?そ...
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

俺ガイル〜共依存なんかじゃない雪ノ下雪乃の存在意義と、彼女の元に八幡が戻らざるを得ない理由。

まだ5話なのに「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」の物語が佳境にさしかかっている。早くもセカンド&サードヒロイン脱落の匂いがプンプンただよっています。この結論の方向は、わかりきったことではありますが──ここへ来てゆきのんが、久々に...
Re:ゼロから始める異世界生活

アニメ版リゼロに見る、シナリオ構造におけるループ物の「ズルさ」と「シンドさ」。

リゼロ「Re:ゼロから始める異世界生活」の2期の感想を書くにあたって、おさらいをしなければと思い、第一期を大急ぎで再視聴する。放映当時ブームを起こし、特定層を中心に信者を数多く生み出しましたリゼロでしたが、第一期を改めて視聴して、その底力に...
呪術廻戦

呪術廻戦〜伏黒恵とは何者なのか? 伏黒の設定とヒロイン要素の考察

伏黒恵とは、呪術廻戦におけるヒロインである。 最近そんな話がまことしやかに囁かれている、呪術廻戦の人気キャラの一人伏黒ですが、今日はそんな彼のプロフィールを改めて整理しつつ、そのキャラクターが劇中&ファンに対してどのような意味を持っているの...
呪術廻戦

五条悟と夏油傑〜二人は残酷でエモい関係のまま物語に消費されるキャラクターだってこと

京都編を前にして虎杖悠仁の物語は一つ進みましたが、ここで最近出番のない五条悟について、記事を一つ。劇中ではしばしばその関係が描かれている、五条悟と夏油傑について、その関係の意味を解説したいと思います。 五條悟と夏油傑の悲しい関係 単体で無双...
呪術廻戦

呪術廻戦雑感〜芥見下々はヒロインに厳しい漫画家だけど何でやろ?

今回は芥見下々先生の作り出すヒロインについての短い雑感。 芥見先生、ヒロインにキビシない? 呪術廻戦って女子が萌えたり媚びたりしないことで有名ですが、見ていてつくづく思うのは、この作品の原作者の芥見下々先生は、ほんとヒロインに厳しいですよね...
鬼滅の刃

鬼滅の刃が桃太郎や鬼退治モチーフであることとヒットのとても密接な関係について

鬼滅の刃が劇場大ヒットしてますね。 このヒットは、令和でコロナのこの時代にある程度予想できたものではありますが、その人気の理由には諸説ありました。いずれも後付けのものではありますが、そのいくつかの中にある理由の一つを、今回はすこし掘り下げて...
進撃の巨人

進撃の巨人F〜覚醒エレンを見て思う主人公はヘタレてナンボだっていう話

進撃の巨人が佳境に入ってきましたね。 エレンとアルミンとミカサが海にたどり着いて、その向こう思いを馳せて終わった第三期。そこから一点、硝煙と血の匂い香る産業革命後、第一次大戦に突入しようか、という感じの世界観になってしまいました。 ライナー...
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